10月1日対巨人 最後まで打てません

ヤクルト0‐1巨人(ヤクルト8勝:巨人17勝)

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

今期11度目の完封負けです。中日も敗れたためゲーム差は1ゲームでヤクルトの最下位は変わらず、両チームとも残り1試合ですが、中日が3日の巨人戦に敗れヤクルトが4日の阪神戦に勝ったときのみヤクルトは最下位脱出です。
しかし今更このような低レベルの最下位争いに(最下位争いですから低レベルなのは致し方ありませんが)一喜一憂できません。

イースタンで奥川投手(19年ドラ1)が好投したそうです。「間に合ってよかった」なんて仰っていますが昨年から今年まで2シーズンまるまる棒に振って何を言っているのか理解に苦しみます。
山下投手(21年ドラ1)も先日イースタンでちょこっと投げたようです。この方もドラ1で期待されて入団した直後に骨折、昨年の最終盤に復帰し数試合好投し今期に期待を抱かせたわけですが、今年も1年ヤ戦病院に入院していたわけです。
吉村投手(22年ドラ1)もシーズンのど真ん中の3か月強を故障で中休みし結局ルーキーイヤーは11先発で4勝2敗ですから実働50%です。高津監督が4日の最終戦で中継ぎのテストもするなんて仰っていますが、どうなんでしょう?

昨日先発の山野投手(20年ドラ2)もルーキーイヤーに1試合登板しただけでヤ戦病院入り、昨年も1年お休みで育成契約になり、今年支配下に復活し8月から一軍で登板、昨日もそれほど悪くはなかったのですが巨人打線二回り目に捕まるというスタミナの無さを露呈し、今期も結局5先発で1勝3敗、4.15という残念な結果でした。

ということで本来ヤクルト希望の星であるはずの若手ドラフト上位投手たちが怪我に悩まされ今期ヤクルト低迷の一因となったわけです。

昨日の高津采配で一点気になったのが4回1アウトからサンタナがヒットで出塁したときに山崎を代走で送ったことです。
サンタナが故障したようには見えませんでした。試合が終盤ならばまだわかります。0‐0の4回です。その後山崎が盗塁に成功したから結果オーライというわけではありません。サンタナは今年の特に中盤以降のヤクルトでただ一人「打てる打者」です。
そのサンタナを外すということは将棋でいきなり「私は飛車抜きでいきます」というようなものです。
この時点でどこまで高津監督が最下位脱出を真剣に考えているのか???でした。

全体に振れていないのでここで打者のパフォーマンスをあげつらっても仕方ありませんが、初回先頭の塩見がヒットで出塁の後、アップアップの巨人先発グリフィンに対し2番の濱田は相変わらずのぶりぶり振り回しで高めのボール球を2空振り、挙句に低めに落とされての空振り三振で、グリフィンを助けました。この選手外野の守備ではハッスルプレーと強肩が売りで打撃も思い切ったスイングが魅力?ですがなんでもかんでも振り回して当たればラッキーレベルではちょっと起用が難しい選手です。

強力打線でセリーグ2連覇を飾ったヤクルトですが、「村上こけたら皆こけた」で今年のヤクルト打線はサンタナを除いて死屍累々という感じです。
前記の故障上がりの若手投手陣もそうですが、若手野手陣もどうブラッシュアップしていくか、いつまでも石川・小川・青木・川端頼りではヤクルトに浮上の芽は出てきません。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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